全日本同和会は、同和問題の早期完全解決に取り組む団体です。

【全国・関東東北ブロック】活動報告

【全国・関東東北ブロック】活動報告

全日本同和会 九州連合会 研修大会 開催される

 

 9月5日、熊本県熊本市熊本県立劇場にて、「第45回 全日本同和会 九州連合会 研修大会」が開催されました。
 九州各地から多くの役員や会員が参加、全日本同和会からも多くの本部役員が出席、東京都連からは、古賀会長、千村副会長、舩渡教育対策委員長、田中勇常任理事が出席すると共に、蒲島熊本県知事、白石熊本県教育長、大西熊本市長が駆けつけるなど、盛大な研修大会となりました。
 村上駿太郎九州連合会副会長(全国事務局長)による開会の辞で、「我々は同和問題完全解決のため、綱領・規約・規則を遵守し、広く国民の理解を得、同和運動を展開する中で、全国各地で研修会を行っている」とした上で、「部落差別解消推進法が施行され、我々の悲願であった人権尊重の法律の制定により、新たな人権差別問題に対しても全国各地で運動を展開してゆく」と力強く開会を宣言されました。
 開催地県連会長挨拶で、宮田鉄雄九州連合会副会長(熊本県連会長)は、「今年は全国水平社創立から101年目を迎え、新たな人権時代へと歩んでいく位置づけであり、同和問題解決のために、取り組みを進めなければならない」と、訴えました。
 松尾信悟九州連合会会長(全国会長)は、「同和問題早期完全解決と、人間固有の尊厳に由来する人権尊重の精神を高揚させ、組織創設時の原点に立ち返り、一致団結して同和問題がある限り運動を継続してゆかなければならない」と研修会開催の意義を込めた挨拶をされました。
 基調講演は、熊本県人権センター登録講師の大里耕守氏により、「差別のない人権のまちづくりを」と題して行われました。
意見発表では、熊本県連・福岡県連の代表者が行った後、藤浦国男九州連合会副会長(佐賀県連会長)が総評を行いました。
 終わりに、広岡数利九州連合会副会長(大分県連会長)が閉会のことばを述べられ、前田健郎九州連合会副会長(鹿児島県連会長)による万歳三唱をもって、研修会は閉会しました。

開会の辞 村上 駿太郎 九連副会長

開催地県連挨拶 宮田 鉄雄 熊本県連会長

九連会長挨拶 松尾 信悟 九連会長(全国会長)

総評をされる藤浦 国男 佐賀県連会長

閉会の辞 広岡 数利 大分県連会長

万歳三唱を発声する前田健郎鹿児島県連会長

会場となった、熊本県立劇場